専修医募集

2022年度専修医(後期研修医)募集について

慶應義塾大学を卒業していたり、慶應義塾大学病院で初期研修をしていたりしなければならないといった制限は全くありません。これまでも他の大学を卒業された方が数多く入局されており、それぞれの分野で活躍をされています。
なお、見学につきましては随時受け付けております。どちらの大学、病院ご出身の方も歓迎いたしますので、ご興味のある方は問い合わせフォームよりご連絡ください。医局員全員が揃う水曜日がオススメです。

令和3年度 慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 通常説明会のお知らせ

COVID-19によるさまざまな制限はありますが、今年も現地での説明会を開催します。各研究室の先生や専修医から直接話を聞くことのできるまたとない機会です。ぜひご参加ください。

第1回 教室説明会 7月10日(土)1800-2000
慶應義塾大学医学部信濃町キャンパス内にて(会場の詳細はご登録いただいた方にお送りします)

第2回 教室説明会 8月28日(土)1800-2000
慶應義塾大学医学部信濃町キャンパス内にて(会場の詳細はご登録いただいた方にお送りします)

*参加を希望される方は、以下のGoogleフォームからご登録ください。後日、案内が送られてきます。
https://forms.gle/t3CngiA7ua52jTVn9

令和3年度 慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室 説明会のお知らせ

現在、Webでの説明会を開催しています。実際にお会いする機会が少なくなってしまいますが、画面を通してでも我々の医局の雰囲気を感じ取ってもらえたらと思います。

第1回Web説明会 4月24日(土)1800-1900 *終了しました
【当教室の研修プログラムの概要・詳細、専攻医による生の声】

第2回Web説明会 5月29日(土)1830-1930 *終了しました
【実際の研修はこんな感じです:専攻医の日常】

第3回Web説明会 6月26日(土)1800-1900
【世界最先端・多彩な分野の研究紹介】

事前登録制とさせていただきます。
下記のリンク先のフォームにご登録を。当日のアクセス方法をメールにてお知らせします。
https://forms.gle/CCPoV4H15YikDxXe9
なお、当日ご都合が合わない方のために、録画公開も行います。その方もご登録下さい。
1回登録していただければ、毎回事前にアクセス方法をメールでお知らせします。

ご質問やお問い合わせは下記リンクからご連絡下さい。
http://psy.keiomed.jp/contact.html

研修について

当科では大学内の臨床研修、そして引き続いて関連病院(精神科単科病院および総合病院)での研修を行っております。
外来・病棟・リエゾン・コンサルテーションなど臨床面のみならず、幅広い専門の者による講義や症例検討会(月1回)、抄読会(月2回)、勉強会(毎週)を行っております。

関連病院も関東近辺に多々あり、出張や研究テーマ等、可能な限り個人の希望に沿える様にアレンジしております。

また、大学院での博士課程取得も積極的に応援しています。どんなニーズにもこたえられる多岐にわたる研究室が当教室の強みです。
さらに、当教室は海外に幅広いネットワークがあり、留学も強力に応援しています。

当科の自由な雰囲気を体験していただくためにも一度見学にいらして下さい。見学は一年中可能です。詳しくは問い合わせフォームよりご連絡ください。追ってこちらから詳細を御連絡いたします。

プログラム概要

専門医研修システム

研修を通じて、精神保健指定医、精神神経学会専門医の申請に必要な症例を経験します。

専門医研修プログラムはこちらです。

医師(専攻医)は当専門研修プログラムに採用後、研修施設群のいずれかの施設と雇用契約を結ぶこととなります。

専門医研修終了後は、当大学病院、関連病院で更に研鑽を積んでいただき“オールマイティ”かつ専門性を持った医師を目指してもらいます。また、大学院に進学して博士号にむけた研究を進めることもできます。さらに、当教室は海外に幅広いネットワークがあり、留学も積極的に応援しています。

専修医を対象としたWebアウトリーチ型教育プログラム

Web-based Interactive System for Clinical Education (WISE)

当科では、大学と関連病院で後期研修を行っており、専修医一年目から関連病院で勤務することもあります。関連病院で働いていると、主治医としての責任をより感じる一方で、忙しさや距離の遠さから大学で行われている勉強会に参加するのが大変なこともあるかもしれません。

そこで、当科では希望する専修医に対し、関連病院で受ける指導への付加的な教育として、Webアウトリーチ型教育プログラム(WISE)を提供しています。これはweb会議システムを利用した専修医とメンターの1対1の指導プログラムです。1回50分、全6回のセッションを通じて、予め用意されたテーマや専修医が臨床で直面している課題についてディスカッションを行い、精神科診療について学び理解を深めてもらいます。

2020年春の運用では、うつ病、統合失調症、双極性障害の外来・入院ケースを想定した指導を行い、専修医から「精神科面接や治療に関する理解が深まった」「実臨床に焦点を置いた双方向的な指導で記憶に残りやすかった」などの高い評価を受けました。2021年からはさらに認知症と不眠症もプログラムに加え、専修医のニーズに合った教育を届けます。

「専修医の声」

平成28年度入局 尾久守侑

何をするか、或いはしないかは、自分の選択に依存していて、毎秒目の前に出現するY字路で、僕らは意識的にせよ無意識的にせよどちらかの道を選んでいます。自分の中に何か指針がある人はたぶん意識的に道を選択していて、そういう人にとって、選んだ道の先が通行止めになっていたり、誰もいない小道に入ってしまった時にガイドもいなければ地図もなく、すごすご引き返さないといけないという未来は非常に不本意でしょう。そういう意味で、ここはどんな道も通行止めにはなっていないし、誰かが通った気配もないような小道についてもある程度詳しいガイドができたり正確な地図を持っている人間が必ずいます。自信を持って来てください。無意識的に道を選択する人は、直観や状況に応じて道を選ぶことになるので、進んだ先が楽しそうだったり、やりがいがありそうだったり、或いはたまたまこっちがいいよ!と言ってくれたガイドと馬が合ったりすることが大切な要素になるでしょう。そんな人に朗報ですが、ここにはハズレの道は一つもなさそうです。まだ僕も歩いている最中なのでなんとも言えませんが、少なくともなんとなくで選んだ道の先でも、ピラミッドを作る石を運ばされるような強制労働につかされていたり、牢獄に閉じ込められていたりする先輩はここにはいなさそうです。だからきっと、ここならどの道を選んでも、その道はベストな道になりえるんだと思います。どうぞ安心していらしてください。お会いできるのを楽しみにしています。

平成29年度入局 高須正太郎

この数十年の脳研究の成果は質・量ともに目を見張るものがあります。精神医学はその恩恵を大いに受け、様々な概念や技術が導入されてきましたが、未だに精神疾患の根本的なメカニズムや治療法は分かっておりません。このような難問を解くためには、王道的なアプローチだけでなく、一見あまり関係なさそうな分野も含めた、様々な方向からのアプローチが必要です。当教室には10を超える研究室があり、多彩な視点で研究が進められています。そのような環境に身をおいて、各分野の精神医学の最先端を垣間見ることは、極めてエキサイティングです。大風呂敷を広げてしまいましたが、医師にとって最も基本的かつ重要な能力は、”目の前の患者さんを正しく診断し、エビデンスに基づく標準治療を行う能力” です。将来どんな道に進むにせよ、専修医課程ではまずこの能力を身につけることが極めて重要であり、そのために必要なリソースは質・量ともに十分すぎるくらい用意されています。「研究よりも臨床を」という方はひたすら臨床漬けの生活を送るのも良し、すでに興味のある研究分野が決まっている方は臨床研修の合間を縫って研究を進めるのも良し、まだ将来の展望が定まっていない方は臨床研修をしながら色々な研究室の勉強会に参加してみるのも良し。まずは一度見学に来て、私たちと話してみてください。どんな研修スタイルが良いか提案できると思います。お待ちしております。

平成29年度入局 大井博貴

入局を考えている皆さんにまず伝えたいのは、慶應の精神科は臨床も研究も非常に幅広いということと、教育体制がしっかり整備されているということです。
精神科は患者さん一人一人に対し、個別性の高い医療が特に求められる診療科だと思います。そのため他科のようにガイドラインやアルゴリズムに則った画一的な医療を確立しにくいという特徴があり、それ自体が精神科医療の面白さでもあるのですが、一方で偏った我流の診療に陥る危険性が高いのも事実だと思います。その意味で、精神科医としての基本的な考え方を身に付ける後期研修という時期は非常に大切であり、慶應精神科のようにあらゆる分野の第一線で活躍されている先生方から直接指導や教育を受けられるという環境はこの上なく恵まれていると思います。現在の精神科医療における標準的な考え方を学ぶことができ、様々な分野の先生方と話す中で自分の思考の幅も自然と広がっていきます。
また、このホームページを見て頂ければ分かると思いますが、慶應精神科には様々な研究室があり、それぞれが他大学や多くの研究所とも連携しているため、研究の幅は極めて広く自由度も高いです。
自分は現在入局して5ヶ月程ですが、精神病理研究会を中心に様々な勉強会に参加しつつ、統合失調症におけるsense of agencyの研究にも関わらせて頂いており、非常に充実した日々を送っています。つまり、興味とやる気さえあれば可能性は無限に広がっており、求めれば学ぶ機会はいくらでも与えられます。
残念ながらこの限られたスペースでは慶應精神科の魅力を十分に伝えることはできないので、まずは見学や医局説明会に一度来てみてください。今読んで頂いたことを実感できると思います。

平成30年度入局 加藤英生

精神医学は脳科学から行政・司法まで、とにかく幅広い学問ですが、当精神科は研究室の数が多く、各分野の第一人者が在籍しています。この素晴らしい環境に身を置くだけでも、貴重な経験になることは間違いありません。私は現在入局して3年目で、自分がどの専門分野に進むべきか、興味が分散してしまって全く見当がつきませんが、当医局に入局をしていなかったら、ここまで分散することはなかったでしょうし、ここまで選択肢があることはむしろ幸せなことだと思っています。総合大学であることも強みで、様々なリソースにアクセスでき、あらゆる文献が手軽に入手できます。他学部とのコラボレーションもたくさんあります。また、先輩方は優しく、和気藹々とした雰囲気で同期、後輩たちと切磋琢磨できます。たくさんの勉強会や抄読会があり、幅広い知識を身につけることができ、興味や意欲に応じてどんどん道が開けていきます。専修医研修は専門医取得のためのプログラムではありますが、それ以上を求める方にとって、ここまで素晴らしい環境はないでしょう。まずは、お気軽に見学や説明会にいらしてください。みなさんにお会いできることを心から楽しみにしています。

平成30年度入局 前田翠

初期研修が終了する直前まで他科へ進むことを迷っていた私は、精神科医になるということのイメージがはっきりと持てていたとは言えない状態で入局しました。しかし、入局してからは、それまで迷っていたことが嘘のように、充実した日々を送っています。
入局して1年目は慶應義塾大学病院で過ごしました。この一年でたくさんの勉強会や講演会、チームでの診療を通して多くの先生方から学ぶ機会を頂きました。多くの情報に晒されることで知識が自然と増えていったように思います。また、この1年で出会った多くの先生方とは今でも様々な形で交流があり、指導医の先生には何かあれば相談に乗って頂いたり、同期とは気軽に連絡し励ましあったりするような関係が続いています。入局してよかったと思う1番の理由はここにあります。
2年目は総合病院、3年目は精神科の単科病院で勤務しており、バランス良く経験を積むことができていると思います。 当医局には本当に様々な分野の研究室があり、興味の矛先が決まっている人も、そうでない人も自分にとって最適な環境が見つかる場所だと思います。医局内の研究会や勉強会等に参加することで、得られる知識以上に、頑張っている同期や先輩方がいる事を日々感じられることが大きな支えになっています。
そして、これだけ大きな医局であるからこそ、必ずしも予定通りに行かないライフイベントの際にも、その時の自分に合った働き方や働く場所を相談でき、様々なバックグラウンドの方にとって働きやすい環境だと思います。 ライフワークとして精神科を考えている皆様、是非当医局に一度見学に来て頂き、直接肌で感じて頂ければと思います。

令和1年度入局 西晃

関西に生まれ大学時代も四国で過ごした自分が、こうして慶應で専門医研修を行うことは予想もしていませんでした。そんな過去の自分のように「慶應で研修することはないだろうけど…」と思いながらもこのページを見てくれている誰かの参考になれば幸いです。
初期研修を終え、いざ精神科医の道へ踏み出そうとすると、そこには思っていた以上に様々な選択肢や可能性が広がっていることに気付かされると思います。神経心理、精神薬理、精神病理、心理といった学問的側面に限らず、臨床医(急性期・慢性期、単科・総合病院)、physician scientist、産業医、産学連携、司法との関わりなど、精神科医は役割としての多様性にも富む仕事です。既に確固たる意志で進路を定め、そこに邁進するための場を探している方もいるかもしれません。しかし「今の関心が今後も続くとは限らない」というのは経験豊かな先輩方の金言であり、僕自身もその言葉の意味をひしひしと感じている最中です。それほど精神科医という仕事は多くの魅力に溢れています。
当初考えていたものと異なるものに心が動いた時、場所によっては行き詰まってしまうことがあるかもしれません。しかし慶應には先に述べた以上に様々な分野・役割に精通した先生方がいらっしゃり、行き詰まる、ということはないように感じます。また、始めは異なる志を持っていたことを一緒に語らってくださる先輩方もおり、自身のキャリアを具体的に描きやすい環境だと思います。ぜひ一度、医局説明会や病院見学にお越しいただき教室の雰囲気を感じてみてください。皆様のことをお待ちしています。

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