「難治性うつ病に対する反復経頭蓋磁気刺激法(rTMS)と認知行動療法(CBT)併用療法の効果検証:ランダム化比較試験」に対するご協力のお願い

この度当院では、下記の医学系研究を、医学部倫理委員会の承認ならびに病院長の許可のもと、倫理指針および法令を遵守して実施します。また被験者の方のプライバシー保護については最善を尽くします。
本研究に関する問い合わせがある被験者の方は、その旨を「8. お問い合わせ」に示した連絡先までお申し出下さいますようお願いいたします。

1対象となる方

  • 慶應義塾大学病院 精神・神経科に通院または入院中の方
  • 医師によりうつ病と診断された方

※参加にあたってはより詳細な基準がございます。その他の詳細については研究参加時にあらためて確認させていただきます。

2研究課題名

難治性うつ病に対する反復経頭蓋磁気刺激法(rTMS)と
認知行動療法(CBT)併用療法の効果検証:ランダム化比較試験
承認番号:20251202(慶應義塾大学医学部倫理委員会)

3研究実施機関

慶應義塾大学病院 精神・神経科

4研究の背景・目的

うつ病は多くの人が経験する疾患で、通常の薬物治療だけでは十分に改善しない場合があります。こうした「難治性うつ病」に対しては、認知行動療法(CBT)や反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS)を組み合わせることで効果が高まる可能性が示されています。しかし、併用療法の有効性や脳の働きの変化を科学的に比較検証した研究は多くありません。本研究では、rTMS単独治療とrTMS+CBT併用治療を比較し、うつ症状改善にどちらが有効か、また治療によって考え方や脳機能がどう変化するかを明らかにすることを目的としています。
本研究の成果が、今後の研究発展や、より良いうつ病治療の実現につながることを期待しています。

5ご協力をお願いする内容

研究内容をご説明し、ご同意いただいた後、治療前評価(症状評価・MRI)を行います。参加条件を満たした方は、rTMS+CBT併用グループかrTMSのみのグループのいずれかにランダムに割り付けられ、約6週間のrTMS治療(週5回)を受けていただきます。併用グループの方には、rTMS治療に加えて約12週間で週1回・全12回のCBTも実施します。本研究へのご協力に対しては、負担軽減費として治療終了時に10,000円、フォローアップ終了時に5,000円をお支払いします。

■ 評価スケジュール
治療前: 症状評価+MRI
治療中: 症状評価(2回)(治療開始3週目と6週目)
治療後: 症状評価+MRI (治療開始12週目)
治療終了3か月後: 症状評価
安全確保のため、必要に応じて治療調整や研究中止をお願いする場合があります。

6本研究の実施期間

研究実施許可日より2031年3月31日

7プライバシーの保護について

取得した情報は匿名化し、厳重に管理します。個人が特定される形で外部に公表されることはありません。

8お問い合わせ

研究責任医師:片山奈理子 (慶應義塾大学 保健管理センター 准教授 ・ 医学部精神・神経科学教室 兼担准教授)
臨床研究機関名:慶應義塾大学 医学部 精神・神経科学教室
住所:〒160-8582 東京都新宿区信濃町35
電話番号:03-5363-3971(平日10:00~17:00)